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進化ノ季節 9/10 in 松戸  

松浦亜弥コンサートツアー「進化ノ季節」の日曜日夜公演を見てきた。
ネタバレを多分に含むのでもぐります。
ネタバレ防止さゆみん
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ご当地写真渋谷
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まずはセットリスト。

01.ずっと 好きでいいですか
02.渡良瀬橋
03.気がつけば あなた
(べっちょないバンド登場)
04.The 美学
05.GOOD BYE夏男
06.ナビが壊れた王子様 (LOVE CHANCE)
07.宇宙でLa Ta Ta
(べっちょないバンド退場)
08.Thanks!
(スケバン刑事・予告VTR・MC)
09.可能性の道
10.ハピネス
11.YOKOHAMA SING A SONG
12.オリジナル人生
13.メドレー
 好きすぎてバカみたい→桃色片想い→ね〜え?→SHALL WE LOVE?→LOVE涙色→Yeah! めっちゃホリディ
14.デート日和
15.恋してごめんね
16.I know
(アンコール)
17.夢
18.女の友情問題

昼公演と夜公演ではセットリストが若干違うらしい。
今回の松浦コンの感想を一言でいうならば、
非常にハロプロのアイドルらしくないコンサートだと感じた。

上記セットリストで記した、べっちょないバンド。
これは最近の松浦コンの特徴である生演奏を演奏するバンド隊の名前だ。
「べっちょない」とは姫路弁で「大丈夫」という意味らしく、
松浦がこのバンドをそのように命名したらしい。

今回のコンサートに関してもこの生バンド隊が最大の特徴。
客席の15列目辺りに登場をして、演奏をしながらステージへ上がる。
その後は基本的に生演奏で進み、
可能性の道・ハピネスはアコースティックバージョン。
YOKOHAMA SING A SONGからはずっと生演奏。
曲もジャズ風にアレンジされている。

途中で、バンド隊のみの演奏(ルパンのテーマとか)があり、
とにかく生演奏を前面に出した作りだ。

俺は今年の春のコンサートを見ていないので、
松浦コンは実に1年半ぶり(101回目のKISS以来)になるのだが、
その内容の変化にはとても驚いた。

最近の松浦はあまり新曲もアルバムも出していない。
そうなると、今までと同じスタイルでやっていても
若干曲目が違うだけでほとんど変わらないコンサートになる。

そこでこのように演出面での変化をつける事を考えたのだろう。
このように製作者の意図をしっかりと感じられるステージ構成は
素晴らしいと思う。

アコースティックのところでは客席は全員着席、
「夢」で完全に静寂になるシーンでは物音一つ立てない。
このような事が出来るぐらいファンの間では今のスタイルが
受け入れられて、浸透しているのだろう。

ジャズ風のアダルトな雰囲気がとても似合っていた。
そのぐらい今の松浦には貫禄が出てきた。
今年で6年目、もうすっかりベテランですね。

これは松浦ファンの人から見たら的外れなのかもしれないが、
俺は松浦が目指している方向は、このようにエンタテインメント性の
高い作品を提供していく事なのではないかと思っている。

初々しさというのはそれはそれで魅力がある。
モーニング娘。はメンバーの入れ替えがあり、
常に初々しさが残されているというのが特徴の一つだ。

従って、この松浦のスタイルを単純に娘。で行っても、
同じような魅力を発揮できるかには疑問がある。

どのコンサートスタイルが優れているとか、理想系であるか、
それも一つの大事な論点ではあるが、
絶対的なスタイルというのは存在しないだろう。

それぞれのユニットなり、人なりで発揮できる魅力は違うし、
どのスタイルにも一長一短はあるからだ。
俺が大事に思うのは、先ほども書いたように、
そこに何らかしらの意図を感じ取る事ができるかという点だ。

ね〜えや桃色片想いは無理にアレンジする必要はなかったかな。
その辺りの曲はもっともっと盛り上がりたかった。
あのコーナーはジャズ風アレンジが合う曲だけに統一した方がいい。

あとは、事務所の戦略的に仕方がないが、
GAMとスケバン刑事の宣伝もコンサートとしては完成度を下げたかな。
藤本と二人で出てくるならわかるのだけれどもね。CMも長い。

しかし、そのような問題が些細であると感じるぐらい、
生演奏によるコンサートは素晴らしかった。
バンドマンの音楽以外のパフォーマンスも素晴らしく、
非常に楽しい、プロ意識を感じられるコンサートだった。

他のコンサートにも是非いい所は吸収して活かして行って欲しいと思う。
次の娘。のFCツアーは生演奏だろうと思ってるけどね。
去年を越えることをやろうとすると、まず生演奏を思いつく。
出来ればドラムやベースも生で演奏して欲しい。
現場レポ > 松浦亜弥コンサート : comments (3) : trackbacks (0)

Comments

私は土曜日に松戸へ行ってきました。
彼女のコンサートには、「工夫を凝らす」という意図が強く感じられます。
春コンのDVDでのオーディオコメンタリーでそのことを示唆したことを語っていました。
メドレーもその1つのようなのですが、個人的には気持ちが切れてしまうので、あまり好きではないんですが・・・。
でも、全体としては自分の歌の世界をしっかりと提示している素晴らしい構成だと思いました。
それにしても昼と夜とで構成を変えるなんて、明らかにリピーター対策ですね(苦笑)
by : ソフィオ ... 2006/09/11 08:53 PM
僕も2年ぶりくらいに春のあやコン行って驚きました。 静寂の時は空気が震える感じでしたよ。 ベリの翌日に同じ会場だったのでついでのつもりでしたが、今はそのDVDが届くのを楽しみにしてます。 秋は残念ながら遠征してまでは・・・ってのがあるので参戦予定はないんですがDVDを待つ予定ですね。
娘。FCツアーはハロアワでもやってるし、生演奏は十分ありそうですね。
by : 終われない夏休み ... 2006/09/12 03:15 AM
>>ソフィオさん
今回の構成に彼女自身の意思はどれぐらい反映されているのでしょうかね。私は結構彼女の意見が生きているのではないかと思っています。
昼夜を変えることでどれぐらいリピーター対策になるのかはちょっと疑問ですねw
去年の娘。コンのふるさとのように、開場ごとに歌う人が違うというのは効果あると思いますが・・・。

>>終われない夏休みさん
地方に住んでいるのはそれだけで大きなハンデですよねぇ。自分の恵まれた環境には感謝しないといけないようです。
今回の松浦コンはあまり公演数も多くなく、地方もそれほど回らないみたいですね。その分1回1回の内容を濃くするという方針なのかな。
by : ALMIC ... 2006/09/12 11:09 AM

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